豆を摂るとイソフラボンの働きで男性が女性化するのは誤解!

男に良くないという理由で豆を避ける男性がたくさんいます。

おそらく、豆に含まれたイソフラボンが「女性ホルモン類似物質」だということで、根拠もなく男には悪いと信じてしまうようです。

しかし、豆は肉類に比べて生物価が低くて、メチオニンが不足した不完全タンパク質ということを除けば、別に避けなければならない食品ではありません。

代わりにリシンが豊富なため、コメ(メチオニンが豊富、リシン不足)と合わせてご飯を炊くと、最高の相性です。

 

東洋人の食事ではこれほどの相性はないですよ。

特に豆に豊富なアルギニン(血管拡張剤の成分です)、リジンは男性の生殖能力を高める効果があります。



豆を摂取する適正量は?

もちろん、豆を食べ過ぎるのは良くないです。

牛肉を食べ過ぎるとコレステロールが高まってしまうし、ご飯を食べ過ぎると血糖と中性脂肪が高まってしまうように、豆にはイン成分が多いので、多量の摂取する場合、カルシウムを奪って行くことになります。

さらに、ヨードの吸収を落とすことになり、過多なイソフラボンあるいは女性ホルモン類似物質は女性の子宮内膜症を増加させるという報告があります。

 

そのため、英国とイスラエルでは豆を1日50グラム以内に摂取するよう勧告しています。

外国ビルダーたちの場合、牛肉やマトンなど自然食肉類の摂取が多いので、コレステロールの摂取量を調節するためにタンパク質の一定量を豆から摂取する場合が多いです。

 

ホルモンは自分が食べることで男が女性化されるような簡単な問題ではありません

ホルモンがあっても私の体から受け入れる受容体がなければ、そのホルモンはそのまま捨てられます。

 

男性の場合、エストロゲンが影響を及ぼす受容体がほとんどないため、イソフラボンに女性のように反応しません。

(女性が男性ホルモンを食べるとしても同様です。それでイソフラボンが脱毛、骨粗鬆症には男女共通で、前立腺疾患予防には男性だけに、閉経期症状緩和には女性だけに作用することになります。

豆を食べても女性ホルモンは関係ない?

男性と女性は(男性ホルモン:女性ホルモン)の割合を適切な水準で維持する仕組みをすでに持っています

AS(アナボリックステロイド)で過度な男性ホルモンを投与を受けた方たちが逆に女性ホルモンの分泌が増え、胸が女性のようになる副作用が生じるのがそのためです。

 

そしてイソフラボンは男性の体で女性ホルモンを高めることではなく、自然分泌される女性ホルモンを’対峙’して、かえって実際のエストロゲンの濃度を下げ、男性ホルモンの作用を活発にするという報告もあります。




つまり女性ホルモンがあると女性化されて、男性ホルモンが多いと男らしくなる、そんな簡単な問題ではないことです。

さらに、イソフラボン、いや植物性エストロゲン類似物質を持ったのは豆だけではありません。

植物性エストロゲン類似物質(フィト-エストロゲン)の種類はイソフラボンの他にも、すでに知られていることだけでも数十種あります。

 

葛は豆の40~50倍に達した膨大なイソフラボンが含まれています。

そしてアマニン、堅果類に含まれているリグナン、ブドウなどの有色果物、緑茶、緑黄色野菜類に含まれているフラボノイド成分全て植物性エストロゲン類似物質です。

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結論

イソフラボンが気になって豆を避けなければならないという論理なら、緑茶、ブドウ、各種の緑黄色野菜類も全て避けなければなりません。

さらに、男性の力を象徴する山イチゴにも莫大な量のエストロゲン類似物質が入っています。

ですので、男性でも豆を特に避ける必要はないということです。

 

ほとんどの植物性食品には量の多さの違いがあるだけで、女性ホルモン類似物質が含まれています

ですから、豆だけ避けるというのも非論理的なことです。

 

ちなみに、男性ホルモン類似物質が含まれた植物性食品は?

 

もちろんあります。

ピーナッツなど堅果類には男性ホルモン類似物質が多量含まれています。

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