内臓脂肪と皮下脂肪の違いとは?タバコは確実に体脂肪を蓄積する

最近、体脂肪に関する情報がたくさん出回っていますが、一言で体脂肪と言っても「内臓脂肪」と「皮下脂肪」に分けられます。

私たちの体は中性脂肪という形で脂肪を保存します。以前にも話しましたが、コレステロールとは異なります。

コレステロールは善い?悪い?実は身体には必要だった!

コレステロールは脂肪を材料に肝臓で作られますが、脂肪とは大きな違いがあります。



1.内臓脂肪と皮下脂肪

どこにある脂肪かは名前の通りですね。内臓脂肪は主に肝臓や腸間膜に付着しています。

例えるならば、交通が発達した都心の要地に位置した形になるため、私たちの体で脂肪が必要な場合、この内臓脂肪から血管内にすぐ脂肪を分泌します。

一方、皮下脂肪は全身に分布しています。

真皮の下に位置して温度変化、あるいは物理的な衝撃から体を保護する役割をしています。

両方ともエネルギーを保存しますが、呼び出すことが簡単な内臓脂肪からまず使用されます。

 

ですのでダイエットや運動をすれば内臓脂肪のほうが相対的にもっとたくさん燃やされます

皮下脂肪はエネルギー保存以外の目的もあるためにあまり燃えやすくはありません

とにかく早く燃やせて無くすことができるということ、見た目的には悪影響(?)が少ないというのは内臓脂肪の長所でありますが、よく考えてみると、血管に脂肪をよく吐き出すので高脂血症、高血圧など各種疾患の主犯になることもあります。

 

また、内臓脂肪はインシュリンの効果を落とし、糖尿を悪化させる主犯でもあります。

なので、健康のためのダイエットはこの内臓脂肪を減らすことを目指した方が良いです。

一方、皮下脂肪は血管もよく発達していないところに分布しているので、呼び出しもちょっと大変な作業になります。

そして多くの人がトレーニングする部位の皮下脂肪を燃やすと思っているようですが、それは違います。(腹筋運動をすればお腹の脂肪を燃やしてくれると思っているように。)

実際は、筋肉は厳格な統制下に血液を通じて供給される脂肪を使います。

運動している筋肉部位にある皮下脂肪を任意で使ったりすることはできませんし、ありえません。

結局、自分が筋トレで腕の運動をしながら燃焼した脂肪の中には下腹の内臓脂肪から来たものもあるし、お尻の皮下脂肪から来るものもあります。

宅急便で例えると内臓脂肪はAmazonプライムぐらいに早く燃焼されるもので、皮下脂肪は海外取り寄せの商品のようにに遅く燃焼されるものです。

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ちなみに、皮下脂肪は内臓脂肪よりは悪影響はかなり少ないです。

そして、皮下脂肪の中でも腹部の皮下脂肪は分解が早い方です。
*最近、明らかにされた研究によると、満腹感を感じさせて食欲を下げるホルモンであるレプチン分泌にも皮下脂肪が特に多く関与するそうです。

(最後の保存倉庫だと考えれば、当然なことかもしれませんね)

 

 

2.体脂肪は果たして柔らかいものか??

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普通の人は「体脂肪」というと、スポンジやプリンのような、とても柔らかい脂肪だと考えている方が多いのではないかと思います。
そして時々お腹が出てる方たちが「私の腹は硬いから脂肪ではなく筋肉だ」と間違ったことを主張をする場合があります。

(30代半ば以上の男性たちによくある体型です)

 

豚肉でも牛肉でも、切ってみれば分かると思いますが、脂身も赤身と変わらないぐらい硬いです。

温度が低くなれば、もっと硬くなったりもします。

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実際に解剖をしてみても、動物の脂肪組織はかなり硬くてしっかりしてます。

整形の中で、脂肪吸引術でもそのままパイプを差し込んだら脂肪がだらだら出てくるのではありません。

超音波でも機械的衝撃でも何かの手段を使って脂肪細胞の結合力を弱めておいた後に音圧を与えて強制的に吸い込んだらようやく出てくるのです。

 

高度肥満の方が肌が揺れたりしているのは皮下脂肪で、厚さも厚すぎて、支えてくれる靭帯や骨がないからそうなるということで、脂肪自体が柔らかいからではありません。

結論的に..ふくれてて、硬いお腹は外側では腹筋のおかげで腹筋だけは見えなくなっただけで、内臓脂肪がいっぱいな状態です。
健康だけで言うと、どちらかと言えば皮下脂肪が多くて、柔らかくて揺れるお腹のほうがいいです。

 

 

3.白色脂肪と褐色脂肪

この分類は、代謝の方ではとても重要な分類でありますがよく知られていません。

白色脂肪(WAT、White Adipose Tissue)は、その言葉通り私たちがよく知っている普通の脂肪細胞です。

主にエネルギー貯蔵に関与して、レプチンの分泌をはじめ、体内エネルギー代謝系の各種ホルモンの分泌にも関与します。
細胞内にミトコンドリアがあまりなく、存在自体はエネルギーをほとんど消耗しません。

 

一方、褐色脂肪(BAT、Brown Adipose Tissue)は、細胞内に多数のミトコンドリアが存在します。

このミトコンドリアに存在する多量のサイトクロム色素が原因で褐色に見えるようになります。

褐色脂肪は周辺の脂肪を燃やして熱を発生させるUCPという特別なタンパク質を持っています。

つまり脂肪を燃やして激しく熱を発生させる脂肪ですが、普通は乳幼児に多く存在して、熊のような冬眠する動物たちは成体にも存在します。

(冬眠からさめる時、この褐色脂肪が激しく反応し、体を暖めて体温を正常に戻します)

 

実際、幼い子供は大人よりも汗をたくさんかいて脂肪をたくさん食べても血管疾患が生じたり、太ったりすることはほとんどありませんが、それはこの褐色脂肪が多いからです。

しかし、残念ですが人間は大人になったら褐色脂肪はほとんどなくなり、首の後ろと背中だけに一部残されます。
実際に同じ運動量でも人より汗をたくさんかいたり、ダイエットもスムーズにできる人たちの場合は遺伝的にこの残存褐色脂肪が多い場合が多いです。



4.ホルモンと体脂肪

上で述べましたが、体脂肪組織はそのままエネルギーを貯蔵するだけではなく、一部のホルモン代謝に関与します。

まず満腹感を刺激するレプチンに関与します。体に適量の体脂肪を維持するための自然な調節機構です。

他の要素を除いて簡単に言えば体脂肪が多いほどレプチンによって早く満腹感を感じるようになります。

ただ、内臓脂肪はその機能がありません。良いことが1つもない脂肪です。

 

今まで研究、実験で判明されたものを簡単に整理しますと、
→ストレスホルモンのコルチゾールは長時間持続されると、体脂肪合成を促進します。
→男性ホルモンと言われるテストステロンは体脂肪分解を促進します。性別により、男性のほうが筋肉量も多いので同じ運動をしても女性より痩せるのにはるかに有利です。
→女性ステロイドホルモン(プロゲステロン、エストロゲン)が体脂肪分解に関与するのかは議論があります。

他の記事にも書いていますが、女性ホルモンとテストステロンは比率に合わせて一緒に量が変わるため、間接効果であるかもしれないからです。

 

5.男と女の体脂肪はやせる部位が違う?

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そうです。男性と女性は体脂肪に関与するホルモンの活性度が体の部位によって違います

男性はこの活性が全身にわたり一定しています。

しかし、可妊期の女性の場合、腹腔内には活性が高い反面、お尻と太もも、下半身ではこの活性度が大きく劣ります。

つまり、男性は全身が太ったり、全身が痩せたりして、内臓脂肪は増えやすいです。

男性の老化段階は緩やかな方ですが、年齢が高くなるほど内臓脂肪が増えやすい体質に少しずつ変わっていきます。

 

一方、可妊期の女性は腹部内臓脂肪は少なく付きますが、お尻と太ももは太りやすくて、痩せにくいです。

閉経以降に女性の体は急速に変わります。

男性と同じく、内臓脂肪が増えやすい体質になって、お尻と太ももの皮下脂肪は減り、全体的な曲線が緩やかになる傾向があります。

 

 

6.喫煙と体脂肪

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過度なストレス、興奮、過労によるアドレナリン、コルチゾールは余剰エネルギーを皮下脂肪ではなく内臓脂肪に蓄えるように刺激し、

一部は筋肉損失を誘導する効果があります。
体は非常状態になったため、長期貯蔵よりもできるだけ短期の保存にする自然な反応です。

タバコのニコチンはストレスホルモンと非常に類似して体の中で同じ効果を示します

その結果、喫煙は腹部肥満を促進し、筋肉損失を誘導するようになります。

コルチゾールと筋肉損失が気になって、BCAA、グルタミンなど摂取しても結局、喫煙で無駄にします。

しかし内臓脂肪が多く増える分、皮下脂肪は少なく増える効果があるため、タバコを吸っても見た目的には何の問題もありません。
ニコチンと最も類似してるのはアドレナリンですが、ストレスホルモンでありながら強い興奮効果を持っています。

 

実験的にも喫煙者の筋肉量の減少がはっきりと見えますが、結局は体重が減るためにタバコを吸うとダイエットになると信じたりもする人も多いです

喫煙者の中では数値的に見た体脂肪率がとても低い場合もあるかもしれませんが、実際のCTなどで確認してみると内臓脂肪が多くたまっている可能性がとても高いです。

 

 

7.体脂肪率と良い体の論理

内臓脂肪:皮下脂肪の割合は上で述べたように生活習慣による個人差も大きくて、遺伝的な影響も多いです。

そして若い時は皮下脂肪が、年を取れば内臓脂肪が多くなる特徴があります。

見た目にいい体を作るために運動する方々は同意したくないと思いますが、同じ体脂肪費ならデフィニションが良くない人たちが健康だと言えます。

 

このような人はよくない内臓脂肪より相対的に流用の皮下脂肪が多いという意味だからです。
見た目は太ってるように見えますが、長生きもして、健康な方もいます。このような人は共通点があります。
それは、

  1. 体脂肪が多くてもほとんど皮下脂肪。全体的にぽっちゃりだけどお腹はあんまり出ていない。
  2. 偏食はしない、いろんな食べ物をたくさん食べてたくさん動く。特に時間を使って運動しなくても、日常での運動量が多い。
  3. 上半身に比べ下半身、特に太ももが太い。
    (昔の親たちは婿選びをする時に太ももの太さを大事にしました。先祖の知恵ですね)

正直、太ももの太い男は最近の美容的観点から見た目はあまりいいと言えないかもしれません。

しかし、男性の場合、下半身の太ももの筋肉はインシュリン抵抗性を落として体脂肪分解を促進し、糖尿、代謝疾患を予防する効果があります。

実際に内科に糖尿病診断のために行ったら医者さんはメジャーで太ももの太さから測るほど、その相関性はとても高いです。

女の方たちも、もしガリガリな男性に会うならデートの相手では構わないですが、結婚する相手とするにはもう一度考えてみなければならないと思います。

病気になりやすいですからね・・・
最後に変な話ですが、若いライオンと老いたライオンを区分する方法について。

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体が曲線美があり、首と足が分厚くて、デフィニションはあんまりないのが若くて健康なライオンです。

一方、全身が鮮明な筋肉質のライオンは老いたライオンです。

ライオンだけでなくほとんどの野生動物も同じです。実は全体体脂肪費は大きな差はありません。

(むしろ老いた方がもっと高い可能性が高いです。)

 

それでも外見で差が出るのは年をとるほど皮下脂肪よりは内臓脂肪に多く蓄積されるからです。人も老年期に入り、腹部を除く皮下脂肪が抜け、筋肉が鮮明になって弾力な肉がたれ始めます。

全身がバランスよく弾力のある適当な皮下脂肪は結局、若い人だけの特権です。

 

 

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